理解に重点を置いた授業


 算数・数学嫌いの子ども達には、それぞれ苦手になる原因があります。

計算力が弱い子で計算練習が不足している場合は反復練習が効果的ですが、中には、数の概念が弱いことや認知面の処理速度が弱くて計算が苦手な子たちがいます。この子たちには、繰り返し練習させるより、理解に重点を置いて指導する方が効果的です。

また、計算の公式を丸暗記していたために、中学数学の文章問題でつまずく子がいます。 方程式の文章問題を解くときに、速さの公式は覚えていても使うことができません。 速さと距離と時間の関係がきちんと理解できていないことが原因ですので、 もう一度、定義等を覚え直すことが大切です。

図形が苦手な子では、空間認知力の弱さが原因で図形問題が苦手な子たちがいます。 例えば、小学生の教え子は、サッカーゴールの絵をイメージして書こうとしても形が歪んでしまい上手く書けませんでした(この子は成長とともに空間認知力が改善し、高校では数学が得意教科になりました)。 この子のように立体図形を書くことが苦手な子たちがいます。 頭の中で立体をイメージして考えるのが苦手ですので、具体的な事物や図表等のサポートが必要です。

割合や比例では、抽象的な思考が苦手な子がつまずきます。 抽象的な思考力は子どもの認知発達で個人差がありますので、特に算数・数学の勉強では配慮が必要です。

吉田補習塾では、算数・数学の本質の理解、また、関係している認知面の特徴も考慮して指導を行っています。



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