解答するのが遅い子は能力が低いわけではありません
保護者の方から、こんなご相談をよく受けます。
「うちの子、答えるまでにすごく時間がかかるんです…」
「解くのが遅くて、授業についていけなくて…」
でも、はっきり言えることがあります。
解答するのが遅い = 能力が低い、ではありません
実はこのタイプの子は、「熟考タイプ(じっくり考えてから解答する)」という認知特性を持っていることがとても多いのです。
熟考タイプの子は、
- 頭の中でしっかり考えてから解答する
- 「これで本当に合っているかな?」と確認してから書く
- 間違えるくらいなら白紙にする
- テストで時間が足りなくなりやすい
こうした特徴があります。
これは「処理が遅い」のではなく、「慎重で丁寧な思考スタイル」なのです。
実はとても大きな長所でもあります
熟考タイプの子は、
- 理解するのに時間がかかるが忘れにくい
- 記述問題や文章問題で力を発揮しやすい
- ミスは比較的少ない
という強みを持っています。
ただし、「テンポの速い授業」や「時間に追われる学習」の中では、この良さがまったく発揮できません。
集団授業やテンポの速い個別指導が合わない理由
学校や塾の授業は、どうしても「速く・たくさん」進みます。
すると、熟考タイプの子は、
- 考えているうちに次へ進んでしまう
- 「自分はできない」と思い込む
- 算数・数学が嫌いになる
という悪循環に入りやすくなります。
大切なのは「待ってもらえる学習環境」です
こういう子に本当に必要なのは、
- 考える時間をきちんと待ってもらえる
- 途中式や図をゆっくり書いていい
- スピードより「考え方」を評価してもらえる
そんな環境です。
実際、当塾にも
「何をやっても成績が上がらなかった」
「塾を何度も変えたけどダメだった」
というお子さんが来られますが、学習ペースを合わせるだけで大きく変わるケースは本当に多いです。
それは「じっくり考えることができる才能」です
もしお子さんが、
- 答えるまでに時間がかかる
- 途中で手が止まる
- 慎重すぎる
そんなタイプなら、それは欠点ではありません。納得して解答するまで、少し待ってあげてください。
「じっくり考える力」という、とても大切な才能です。
大切なのは、その子の認知特性に合った学び方をしているかどうか。
勉強が苦手なのではなく、「やり方が合っていないだけ」ということは、本当に多いのです。
仙台で、算数・数学が苦手なお子さんの
「考え方のペース」に合わせた個別指導を行っています。
「うちの子も、このタイプかも?」と思われた方は、
一度ご相談ください。
