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知覚推理が弱いNさん
中2のNさんは、中学で英語と数学の授業についていくことができなかったため、ホームページを通じて依頼がありました。
体験授業で標準学力検査や成績表を見せてもらい、 分数や小数の基礎計算テストを行いましたが、定着していないことが多く、 早急に個別のサポートが必要な生徒でした。
お母さんは、小学生の時に算数を教えていたようですが、繰り返してもできないので、 かなり困っていたようです。ただ、どのように支援を受けたらいいか分からず 中学まで時間が過ぎてしまいました。 まずは、これまでの復習と、それから普段の授業についていけるようにサポートを始めました。
教科書、ワークの問題を教えていきますが、図形の書き方や漢字の形等、繰り返し練習しても定着しないことがあることから、親御さんとも相談して、発達支援センターでWISCを受けることにしました。 検査結果から知覚推理に弱さがあり、彼女の努力不足ではなく、原因が認知の弱さにあったと分かりました。
認知面に弱さがありましたので、親御さんにも相談し、テストの点数にはこだわらない指導方針に切り替えます。 1年で、計算力のアップや英文の音読、英単語の知識を増やすことが出来ました。
中3になり進路は私立高校を選択しました。面接練習も行い、専願で無事に合格することができました。
高校でも認知面の遅れや弱さに配慮して指導を進めていきました。 数学は赤点になることもありましたが、何とかクリアしていきました。 彼女も数学は最後まで本当に苦戦しました。
英語は平均点を取れる時もあって、やればできるという自信になったようです。 テスト前には、一人で学習することが難しい生物や古典等もサポートしていました。
進路選択の時期になり、彼女は大学に通いたい、親御さんも行けるなら大学に行ってほしい、ということでしたので、AO入試での対策を進めていきました。学校の先生も志望動機の作成を手伝ってくれました。
面接練習も合格点をもらい、一回目の入試にチャレンジしますが結果は不合格・・・。 とても緊張して、理由書の内容を上手く話せなかったようです。 また、理由書に漢字の間違いもあり、事前に私がチェックすべきでした。
しかし、気持ちを切り替えて、同じコースの二回目にチャレンジします。 もう一度、理由書を作り直し、面接練習も何度も練習しました。 そして、二回目は冷静に受け答えができて無事に合格することができました。 二回目の時には、親身になってサポートしてくれた女性の先生のおかげで、 彼女は安心して受験することができたようです。
合格発表の時は教室に1人で待たされ、封筒を持ってきた先生から合格の言葉が聞けた時は、本当に嬉しかったと話してくれました。
認知面の弱さから困ってしまうこともあると思いますが、人に頼んだり、工夫すれば何とかなります。 これからも応援していますので頑張ってください。
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