大学受験の思い出



 今から20年以上前になりますが、今でも自分が大学受験生だった頃のことはよく憶えています。 今回は、私の大学受験のことを書いていきましょう。


0からのスタート

 私が受験生だったころは、今の子たちとはかなり異なる時代です。第二次ベビーブーム世代で、とにかく受験生が多く 、現役ではなかなか大学に進学するのが難しい時代でした。1浪2浪当たり前と言われていた時代です。

そのような環境での高校時代、私は高1高2と勉強はそっちのけで小説ばかり読んでいました。 日本の文学小説から、海外のものまで、学校から帰ってきて夜になると小説漬け。

当然、成績は悪く大学の進学はとても無理という状態でした。専門学校に進んで資格を取得しようと考えて いましたが、友人の影響で高校3年生の時に大学を目指すことに。目標は東京の私立大学合格。

自分みたいな成績が悪い人間には、大学はとても無理と思っていましたが、なぜかチャレンジ精神が湧いてきたのを 思い出します。根拠のない自信がありましたね。

しかし、大学入試はそんな甘いものではなく、有名な問題集や予備校の夏期講習を受けて熱心に頑張っていましたが、 一向に成績は上がらず偏差値は常に40台・・・。

現役の受験は失敗し、浪人することになりました。私大合格コースを夏前に挫折し、独学で勉強することに。 結局、1浪目も失敗しました。朝から晩まで受験勉強を頑張っていたので相当辛かったですね。 人生で一番勉強したにもかかわらず、偏差値は英国が変わらず40台でした。 政経だけは偏差値70台(全国模試で30位以内に入ったこともありました)でしたので、周りの友人たちも私の受験が全滅だったことは意外だったようです。1教科だけよくても合格できないのが大学受験です。

ただ、ここまで頑張ったんだからあきらめたくない、親も許可してくれて、もう1年挑戦することにしました。

2浪目は、これまでの失敗を反省して自分の受験勉強を振り返りました。そして、予備校の授業を取り直し、 淡々と受験勉強を進めていきました。勉強時間は出来るだけ短くし(1日5時間くらい)、そのかわり、 その勉強時間を大切にして、常に集中力がマックスになるように自分を管理していたのを憶えています。

何度か、自分には大学合格はムリなんじゃないか?と自信を無くすこともありました。

桜咲く!

しかし、模擬試験の偏差値は上がっていき、東京の有名私立が狙える位置まできました。 そして、第一志望の明治大学にやっと合格できたのです。他の有名私立にも何校か合格することができました。

この時は、本当に嬉しかったですね。今でも忘れられません。孤独な受験勉強が終わり、大学生活が始まると いう期待で胸がいっぱいでした。

その後は、予想外の経済学の難しさに心が折れそうになったり(苦笑)、文芸サークルに所属したりと充実した 4年間を過ごしました。 受験時代の勉強でおもしろくなったことで経済学部を選んだのですが、今振り返ると適性は文学部だったかなぁ~、 と思っています。 そのサークルで様々な社会の分野で活躍する仲間と貴重な時間を過ごせたことも財産です。 当時の文芸誌が大学の書庫に保管されているようで嬉しいですね。

自分が信じられなくなったりしながらも受験勉強を頑張っている子たちにエールを。 暑い夏だがガンバレ!合格祈願。