勉先生の補習授業








四つの算数力と指導例

①数の力

数の概念を習得することで、人はものを数えることができるようになります。  
そして、1の次は2、10の次は11等、数の順番も理解できるようになっていきます。
さらに、数の大小が区別できるようにもなります。

 ・・・・・|・ ・ ・ ・ ・

どちらの点が多い?
という質問に対して数の概念が身についていないと、
大小がわからず右を多いと答えてしまう場合があります。

0がいくつもならぶ大きな数を理解する場合にも数の力が必要です。
この力が弱いと、桁を間違えることが多くなってきます。

②量の力

量の感覚は、生活のあらゆる場面で使われています。
例えば、去年より身長が伸びた。
このボールは、あのボールより重い。
中学校より、高校の方が遠い・・・等。

量は、数と単位を用いて比較することができます。

160cmと170cmでは、170cmの方が10cm長い。
50kgと60kgでは、50kgの方が10kg軽い。
2kmと3kmでは、3kmの方が1km遠い。
これにより、単純に多い少ないという主観的な判断から、ものの長さや大きさ等を客観的に判断すること が可能です。

③図形の力

図形の形や特徴を理解するために、空間認知力が必要とされます。
この力が弱いお子様は、様々な図形を書くのが苦手です。
また、定規やコンパスを自在に操るために手先の器用さも必要になります。


④文章問題を読み取る力

算数や数学の文章問題を解答していくときには、その文章に含まれている数値を分析し、
立式していかなければなりません。
文章中に出てきた様々な数値を理解し、答えを導くための手立てを考えていく必要があります。

あなたのおこさまのこれらの力に配慮することで、こどもが理解しようと積極的になれる「学ぶ姿勢」を引き出します。

下記の指導ポイントを押さえてより効果的に指導を行うには、習熟度把握とともにこどもの気持ちに寄り添いながらサポートしていくことが大切です。




繰り上がり・繰り下がりのある計算が苦手

《対策ポイント》
頭の中で、数と数を合わせたり、分けたりすること(数の合成と分解)の練習が必要です。

《指導例》
簡単な筆算をしながら、7に何を足せば10になるのか?8を3と5に分けること等の練習をしていきます。 スモールステップで考え、数の合成と分解を身につけていきます。



文章問題が苦手

《対策ポイント》
文章をよく読んで、その文章に出てくる数値の意味を理解する練習が必要です。

《指導例》
身近な興味の持てる内容の文章問題で練習しています。 例えば、お菓子の文章問題等。さらに、シンプルでわかりやすい図や絵を書いていくことで、よりはっきりと文章の数値を理解する練習をしていきます。



大きな数を理解するのが苦手

《対策ポイント》
記数法がしっかり定着していないと思われます。 数字は、位置により、表す位が違うというルールを覚えることが必要です。

《指導例》
例えば、8は位置によって、80になったり、8000になったりすることを理解していきます。また、聞き取った数と、書いた数との違いをしっかり理解することも大切です。二百三と聞いた数を203と書く等。



小数や分数が苦手

《対策ポイント》
小数や分数についての理解が不足していると思われます。 興味のある具体物を使って練習していくことで、その意味を理解していきます。 分数の計算では、公倍数や公約数の見つけ方、通分、分数の足し算と、個人に合わせてスモールステップで指導することが必要です。

《指導例》
食べ物を使って分数を考えてみたり、身長を使って小数を考えてみることを時間をかけ繰り返すことで、その意味が徐々に分かるようになっていきます。


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